ステージ・コンバットは
本当に攻撃・防御しているように
見せるための
安全で効果的な演技のテクニックです
■ステージ・コンバットとは
俳優は、舞台上で殺したり殺されたりしなければならないことがあります。それは実体験できるものではないし、社会の中では、闘争本能が剥き出しになることはあまりありません。だから武器を持つ役をやっても、相手の俳優を傷つけることを恐れて思い切った演技ができなかったり、中途半端な道具を使わざるを得ないため、闘いの緊張感が出せなかったりします。
ステージ・コンバットの目標は、相手とのコミュニケーションにより、効果的かつ安全な闘いのシーンを作り出すことです。内容は中世〜シェイクスピアの時代〜近代と各時代における剣の闘いや、短刀や素手による現代のけんかなど。使用するのはシアター用の(刃がついていない)剣ですが、ずっしりとした重みがあり、時代考証に即した剣の種類と扱い方を知るにはふさわしい道具といえます。
■ ワークショップ・指導実績
・ 「ステージ・コンバット」ワークショップ
2002年、2003年、2004年、2005年
講師:グレゴリー・ホフマン Gregory Hoffman
アシスタント・通訳:光瀬名瑠子
舞台上での闘いを安全かつ効果的に見せるためのテクニック「ステージ・コンバット」。パートナーとのコミュニケーションの仕方を知って、ドラマを深めるには必須のテクニックです。デラルテ舎は2002年、2003年、2004年、2005年とアメリカン・ステージ・コンバットの第一人者、グレゴリー・ホフマンを招いて、ワークショップ「ステージ・コンバット入門」を開催してきました。
その他、デラルテ舎 光瀬の指導実績は
こちらで紹介しています。